- やりたいことの見つけ方が知りたい
- 何を仕事にすればいいかわからない
- 今の仕事が辛い…
やりたいことを見つけるのってすごく難しいですよね。
私も10年以上悩んできたのですが、先日『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本を読み、驚くべきことにやりたいことが見つかりました。
私が見つけた「本当にやりたいこと」は「ゆとりのある人を増やすためにブログノウハウ、働き方、本、自己啓発についての文章を書く」でした。
この記事では、私がどのようにやりたいことを見つけたのかを解説します。
最初に自己紹介させてください。
- ブログ歴2年のブロガー
- 初心者向けブログオンラインサロン「クヌギオンライン」元運営者
- ツイッターフォロワー1,824人
- ブログに関する本を32冊読破(内SNSの本9冊)
- 所有資格:応用情報技術者、 基本情報技術者、初級SNSエキスパート
この記事を読めば、やりたいことの見つけ方がわかります。
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世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
やりたいことの見つけ方というと、抽象的な方法が書いてある本が多いですよね。
そして、そんな本を読んでも自分のやりたいことはぼんやりとしかわかりません。そんな中、この本はやりたいことの見つけ方をやさしく、そしてわかりやすく具体的に教えてくれます。
著者の八木仁平さんは株式会社ジコリカイの代表をしており、自己理解を通してやりたいこと探しを終わらせる事業をしています。まさにやりたいこと探しのスペシャリスト。
八木仁平さんはYouTubeでもこの本の内容を語っています。
また、オリエンタルラジオの中田敦彦さんもYouTubeでこの本を紹介しています。
やりたいことがわからない原因
「やりたいこと」が分からないのは選択肢が多すぎるから
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
人は多すぎる選択肢の前だと立ち止まって「選択しない」という選択をし、決めるのを先延ばしにしてしまいます。
選択肢を絞るには基準が必要です。「どうしたいか?」という基準で道を選びましょう。
ここで注意すべきなのは「どうすべきか?」という基準ではダメだということです。
例えば「今の時代は動画編集が稼げる。だから動画編集をやるべきだ」と考えるのはよくありません。
その理由を著者はこのように言っています
最も危険なのは、「どの道を進むのが一番メリットがあるだろうか?」と頭で考えて判断することです
(中略)
今あなたが「こっちの道に進んだ方がメリットがある!」と考え行った選択は、10年後20年後には、メリットがなくなっている可能性が高い、ということです
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
移り変わりが早い現代ではメリットのある道というのは簡単に変わります。
そんな不確かなものではなく、自分の内側にある「どうしたいか?」という基準で道を選択するようにしましょう。
この「どうしたいか?」という基準こそが「やりたいこと」なのです。
2つのステップでやりたいことを見つける
やりたいことは2つのステップで見つけることができます。
- 好きなこと、得意なこと、大事なことを見つける
- 2つの公式でそれらを掛け合わせる
順番に説明します。
好きなこと、得意なこと、大事なことを見つける
本書では質問を通して自己理解を深め、好きなこと、得意なこと、大事なことを見つけます。
要素 | 定義 | 例 |
---|---|---|
好きなこと | 自分の情熱がある分野 | 心理学、環境問題、ファッション、医療、ロボット、デザイン |
得意なこと | 自然と人よりもうまくできて、やっていて苦なく心地よいこと | 相手の立場に立って考えること、人と競うこと、勉強すること、情報を集めること、深く考えること、分析すること |
大事なこと | どう生きたいかという価値観 | 自由に生きたい、人に優しく生きたい、安心して生きたい、穏やかに生きたい、熱中して生きたい |
2つの公式でそれらを掛け合わせる
好きなこと、得意なこと、大事なことが見つかったら、2つの公式を使ってやりたいことを見つけます。
公式① 好きなこと×得意なこと=やりたいこと
公式② 好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
公式①の「やりたいこと」だけじゃダメなの?
「やりたいこと」は何をしたいかという”行動”で、「大事なこと」はどう生きたいかという”状態”です。
行動と状態の2つが揃わないと、それは本当にやりたいことではありません。
どれだけ「やりたいこと」をやっていても、残業だらけで自分の時間が取れていなくて、しんどさを感じているなら、その働き方は自分に合っていないことになります。
それは、「大事なこと」が満たされていないからです。
本当は時間の自由を得て家族との関係を大事にしながら働きたいと感じているのに、その働き方をしているとしたらその人は不幸でしょう。
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方をやってみた
私も以下の2ステップでやりたいことを見つけました。
- 好きなこと、得意なこと、大事なことを見つける
- 2つの公式でそれらを掛け合わせる
どのような結果になったかを説明します。重要度に沿って大事なこと、得意なこと、好きなことの順で説明します。
大事なこと
本書の質問に答えていった結果、私の大事なことは「ゆとり」でした。例えば時間のゆとり、心のゆとり、あとはお金のゆとりです。
思えば、会社で働くのが嫌だったり、日ごろから「がんばらない」と言ってたりするので、この結果には納得できました。
大事なことから人生の目的と仕事の目的がわかります。
「大事なこと」が自分の内側に向くと、人生の目的が決まります。「大事なこと」が他人や社会など外側に向くと、仕事の目的が決まります。
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
私の場合、以下のようになります。
- 人生の目的:ゆとりを持って生きたい
- 仕事の目的:ゆとりのある人を増やしたい
やりたいことはあくまで人生の目的や仕事の目的を達成するための手段。目的が決まっていないと手段も決められません。
その目的を見つけたことでやりたいこと探しの軸ができました。
得意なこと
得意なことは長所、充実感、成果で決まります。私の場合は以下でした。
- 文章を書く
- 新しいことを始める
- 勉強する など
スキルと得意なことは別物
私は以前プログラマーとして働いていたのでプログラミングができます。ですがプログラミングは”スキル”であり、得意なことではありませんでした。
本書では得意なこととスキルを全くの別物としています。
「得意なこと」は生まれつき持っているもので、「スキル・知識」は後で身につけられるものという違いがあります。
また、「得意なこと」は一度学んで使えるようになれば、どんな仕事にでも使えるもので、「スキル・知識」は特定の仕事でのみ活用可能なものです
(中略)
より重要なのは「得意なこと」の方です。
なぜなら、どんな仕事でも使うことができるし、一度使い方をマスターしてしまえば、時代がどう変化しようと武器として活用することができるからです。
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
私は得意なこととスキルの見分けがついていなかったので、これは新たな発見でした。
得意なことを増やす方法
得意なことは長所、充実感、成果で決まるため、新しいことにチャレンジすることで増やすことができます。
例えば私は「話すのが上手」と言われることがあります。
自分にとっても充実感があるのですが、成果が出ていないため得意なこととは言えませんでした。
話すことで成果を出し、得意なことにしたいと考えています。
他にも以下のようにして得意なことを増やすことができます。
得意なこと候補 | チャレンジすること |
---|---|
文章を書く | ブログ 小説 |
話す | YouTube ライブ配信メディア |
得意なことが見つからない、得意なことを増やしたいという人はぜひ試してみてください。
ブログの始め方はこちら。
好きなこと
私の好きなことは以下でした。
- ブログ
- 働き方
- 本
- 自己啓発
- マンガ
意外だったのが、「Webマーケティング」がなかったこと。私はついこの間までWebマーケティングを仕事にしようと考えていたので、この結果には驚きました。
私にとってWebマーケティングはできること、社会に需要があること、つまり「すべきこと」だったのです。
自分の好きなことを無視し、社会を軸に仕事を選んでいたことを痛感しました。就職する前にこの気づきを得られて本当によかったと思っています。
2つの公式でそれらを掛け合わせる
2つの公式に沿って好きなこと、得意なこと、大事なことを掛け合わせます。
公式① 好きなこと×得意なこと=やりたいこと
公式② 好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと
引用元:『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
私の場合、公式①で見つけた「やりたいこと」を、公式②で「ゆとりがある人を増やすことにつながるか」という基準で絞り込みました。
ここで「好きなこと」のマンガや、「得意なこと」の新しいことを始める、勉強するなどが除かれました。
そして、「ゆとりのある人を増やすためにブログノウハウ、働き方、本、自己啓発についての文章を書く」という本当にやりたいことが見つかったのです。
本当にやりたいことを仕事にする
私の本当にやりたいことは「ゆとりのある人を増やすためにブログノウハウ、働き方、本、自己啓発についての文章を書く」でした。
これを実現できる仕事は以下が考えられます。
- ブログノウハウ、働き方、本、自己啓発についてのブログを書く
- ブログノウハウ、働き方、本、自己啓発についての本を書く
本を書くのを目標とし、当面はフリーランスとしてブログをがんばっていこうと思います。
そして、話すことにも力を入れていきたいので、ラジオやYouTubeもやっていきたいですね。
金銭面が不安ですが、逆にそれさえクリアできれば「ゆとりのある暮らし」ができるのでがんばります。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んでやりたいことを見つけた感想
今まで曇っていた視界がすっきりと晴れたような感じがします。力を入れるべきところがわかったので、今後はこれをやっていけばいいんだという安心感もあります。
やっぱり「本当にこの仕事でいいのかな」と迷っているときは不安ですし、仕事に打ち込めないんですよね。
フリーランスとしてブログをやっていくということで不安もありますが、ワクワクもしています。
仕事でワクワクするってすごくないですか?
自分の内面を見つめ直したことで情熱とポテンシャルに気づき、「やってやるぜ」って感じです。
意識、高まる
やりたいことを見つけるその他の自己分析本
著者の八木仁平さんが補足として読むといい本を動画で紹介しています。
動画で紹介されている本は以下です。
- 大事なことが見つからない場合:『人生の目的論』
- 得意なことが見つからない場合:『さあ、才能に目覚めよう』
- 好きなことが見つからない場合:『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
- やりたいことを実現できる企業を探す場合:「会社四季報」業界地図
- 自己分析のための思考トレーニングをする場合:『メモの魔力』
これらは『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読んだ後に、あくまで補足として読むようにしてください。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』で十分に自己理解ができれば、これらの本は必要ないです。私も読んでいません。
また、これら以外の自己分析の本は『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』と考え方が違うので、読む必要はありません。読むと混乱してしまいます。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の考え方に納得できなかったという人のみ読むようにしてください。
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』書評まとめ
やりたいことは2つのステップで見つけることができます。
- 好きなこと、得意なこと、大事なことを見つける
- 2つの公式でそれらを掛け合わせる
やりたいことを見つけたいという方は『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』をぜひ読んでみてください。
やりたいことを見つけるための質問や、やりたいことに関する知識が盛りだくさんなので、きっと役に立つでしょう。
ほんとにいい本だったよ!
それではっ
「やりたい仕事がない…」と思っている方は以下の記事も見てみてください。
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例えば、私も他の人に相談することで「書店員」という適職を見つけることができました。
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