プログラマーになりたくて転職活動をしてるけど、客先常駐の求人しかない…
客先常駐は地獄って聞くけど本当?
客先常駐という働き方には「派遣のようなもの」という悪いイメージがありますよね。
私もプログラマーとして働く前は不安でした。
ですが、実際に客先常駐をやってみると、「あれ?こんなもんなの?」というくらいホワイトでした。
そこでこの記事では、以下を解説します。
- 客先常駐が地獄じゃなかった体験談
- 客先常駐が地獄と言われる理由
この記事を読むことで、「客先常駐ってこんな感じなのか」とわかってもらえたらうれしいです。
客先常駐は地獄じゃなかった
私の会社はホワイトだったため、客先常駐でも地獄ではありませんでした。
具体的なホワイトポイントは以下。
- 基本的に残業なし
- 残業代がきちんと支給される
- 土日祝がしっかり安め、有給も取れる
- 常駐先の社員がいい人ばかり
- 上司がきちんと教育してくれる
このように恵まれた環境で働くことができました。
この経験から言わせてもらうと、「客先常駐=地獄」と決めつけることはできないと思います。
客先常駐が地獄と言われる理由
客先常駐ながらホワイトな現場で働くことのできた私。
ですが、そんな私でも「客先常駐が地獄と言われるのはしょうがない」と思う点もあります。
それが以下。
- 通勤時間が長い
- 仲のいい人ができづらい
- 劣等感がある
- スキルアップが難しい
順番に説明していきます。
通勤時間が長い
客先常駐では、通勤時間が長くなりがち。
常駐する会社を自分では選べず、自宅から遠いところでも通わないと行けないからです。
例えば、私の場合は毎日片道1時間半かけて通っていました。
都内だったので、もちろん満員電車。
もはや通勤するだけで疲れますし、往復3時間かかるのでプライベートの時間が奪われるのも苦痛でした。
ある調査では、戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たとのこと。
BBCが11月30日に報じたところによると、この調査では、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たという。
引用元:通勤ラッシュによるストレスは戦場以上–調査報告 – CNET Japan
こんなストレスに毎日さらされるのは地獄と表現できるかもしれません。
仲のいい人ができづらい
客先常駐なので、一緒に仕事する人は同じ会社の人ではありません。
そうなると立場が違うので、仲のいい人ができづらかったです。
私は雑談もできず、一日中パソコンに向き合ってプログラミングをしていました。
話すことでストレス発散できなかったことがつらかったです。
劣等感がある
客先常駐として働いていると、「けっきょく派遣と同じ」と思ってしまい、劣等感に悩まされます。
私は常駐してる職場で同年代の若い社員に指示されて働いていました。
「この人は俺と違って、これからどんどん昇進して偉くなっていくんだろうなあ…」と思ってしまうと、やるせない気持ちになりました。
というのも、客先常駐のプログラマーは年をとっても客先常駐なので、役職につくということがないのです。
もちろん、年を取れば課長などの肩書きは与えられますが、それは名ばかり。
けっきょく客先常駐で働くので、平社員と変わりません。
この将来性のなさも劣等感をかきたててくれました。
スキルアップが難しい
客先常駐という働き方だと、スキルアップが難しいです。
というのも、会社の都合であちこちの現場に回されるので、一つのスキルを積み重ねることができません。
例えば、A社ではJavaという言語を使っていたのに、B社ではPHPという言語を使うことになったといった自体がザラに起こります。
これは、野球をやってたのに、サッカーをすることになったようなものです。
このように客先常駐では必要なスキルが現場によって左右されるので、自分が思い描くようなスキルアップできないのです。
まとめ:客先常駐が地獄になるかは会社による
私の会社はホワイトだったため、客先常駐でも地獄ではありませんでした。
しかし、そんな私でも「客先常駐が地獄と言われるのはしょうがない」と思う点もありました。
- 通勤時間が長い
- 仲のいい人ができづらい
- 劣等感がある
- スキルアップが難しい
まとめると、客先常駐が地獄になるかは会社による、ということになるでしょう。
とにかく利益重視で教育ができていない社員を悪質な現場に送りこむような会社だったら、客先常駐が地獄になる可能性が高いです。
逆に社員の教育をしっかりし、スキルアップも望めるような現場に配属してくれるような会社なら、ホワイトな環境で働くことができるでしょう。
では、どうやってそんな会社を見極めればいいのかというと、おすすめは転職エージェントに相談することです。
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