なんで日本人は週5日8時間労働なの?
自分のプライベートを犠牲にしてまで働きすぎじゃない?
こんなの絶対おかしいよ…
わかります。私もできれば働きたくありません。
もう本当に仕事への責任とか会社への貢献とかが無理で、正社員なんてもってのほか。
現在は契約社員としてなんとか働いています。
この記事では、そんな私が「8時間労働はおかしい」ということについて、恨みつらみを交えながら書いていきます。
「8時間労働がおかしい」と思っているのが、自分だけじゃない、と知っていただけたらうれしいです。
8時間労働はおかしい
私は元々プログラマーとして働いていたんですが、一日に8時間も働いているとありえないほど疲れました。
プライベートでスマホが見れないほどの眼精疲労や、肩に岩が乗ってるんじゃないかと思うほど頑固な肩こり。
新卒ということもあって、「どうしてこんなに無理して働かないといけないんだろう」という思いは日に日に積もるばかり。
そんな私が考えていた、8時間労働がおかしいと思う理由が以下です。
- 自分の時間がない
- 通勤を合わせると10時間超え
- さらに残業もある
順番に説明していきます。
自分の時間がない
8時間労働をすると、とにかく自分の時間がない。
- 労働:8時間
- 昼休み:1時間
- 朝の支度:1時間
- 通勤:2時間
- 睡眠:7時間
- 計:19時間
- 自由時間;5時間(=24-19)
多く見積もっても自由に使えるのは5時間。
つまり、1日の4分の1以下です。
もうそんなの、飯食って風呂入ってYouTube見たら終わりですよね。
とある調査によると、現代でも原始的な生活をしている原住民の一日あたりの労働時間は4,5時間らしいです。
フィッシュ・クリークのグループを14日間観察したところ、1日あたりの労働時間は4時間弱、ヘンプル湾のグループは7日間観察し、1日あたりの労働は約5時間であることを記録しました。
引用元:食うために働き、働くために食って寝る(狩猟採集民社会の労働)【前編】 | 人材・組織開発の最新記事(コラム・調査など) | リクルートマネジメントソリューションズ
つまり、私達は働く時間の長さという点で見れば原始人以下ということ。
生活が物質的に豊かになった分、その物質的な豊かさを維持するために長時間働かなければいけないという。
これぞまさしく本末転倒。
原始人と現代人、精神的に豊かなのはどちらなのでしょうか。
通勤を合わせると10時間超え
先程の表をもう一度見てみましょう。
- 労働:8時間
- 昼休み:1時間
- 朝の支度:1時間
- 通勤:2時間
- 睡眠:7時間
- 計:19時間
- 自由時間;5時間(=24-19)
通勤を合わせると、10時間超えてるんですよね。
私は東京に勤めていたことがあるのですが、そのときは通勤に往復3時間かかっていました。
しかも、東京といったら満員電車。
そんなのに毎日3時間乗っていたら、メンタルがおかしくなります(その後、実際にうつになりました)
ある調査では、戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たとのこと。
BBCが11月30日に報じたところによると、この調査では、臨戦態勢の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも、会社に通勤する人の方が強いストレスを感じるとの結果が出たという。
引用元:通勤ラッシュによるストレスは戦場以上–調査報告 – CNET Japan
こんなの、もう毎日戦地に向かってるようなもんです。
そして、一番の問題が通勤時間は給料が出ないこと。
戦闘機のパイロットよりもストレスを感じ、もはや仕事よりもつらいと言っても過言ではない通勤時間に給料が出ない。
バグでは?
さらに残業もある
さらにさらに、そこに残業も加わります。
ただでさえ少ない自分の時間がさらに削られる。
もうこうなってしまうと、家に帰ったら寝るだけみたいな生活になってしまいます。
しかも気に食わないのが、「残業が当たり前」という空気感。
残業しないで帰ろうものなら、白い目で見られること必須です。
私からしたら、他人の足を引っ張って残業する人を増やすより、みんなで協力しあって定時上がりを目指す方が健康的だと思うのですが。
もはや、仕事をするために残業するんじゃなくて、残業するために仕事をする。
手段と目的が入れ替わっちゃってるんですよね。
本当に残業は悪しき文化だと思います。
8時間労働がつらいなら興味のある仕事を探してみよう
興味のある仕事なら時間早く過ぎるよう感じるので、8時間労働が苦にならなくなる可能性があります。
楽しいことをしてるときは時間が短く感じられ、つらいことをしてるときは時間が長く感じられるあれです。
実際に私は前からやってみたかった書店員になってから、時間が過ぎるのを早く感じるようになりました。
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